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梅星

Author:梅星
社会人になっても、いつもいろいろな空想の世界を思い描いていました。
その中で、ずっと書きたかったお話(小説)をブログという世界を使って紹介させていただきます。
無理なく肩の力を抜いて続けていきたいと思いますので、楽しんでいただけたらと思います(毎週更新予定です)。
初めて読まれる方は、『あらすじ』も並行して読んでいただければ、読みやすいかと思います。
お楽しみください。

尚、文中の登場人物、会社等すべてフィクションです。


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DATE: CATEGORY:はるかなショートショート
朝のラッシュ時の電車の中。

乗換駅で電車を乗り継ぎます。
いつものように混んでいて、ドア付近に立つときは、皆、車内に背を向けて乗り込みます。
私も列の後ろの方だったので、乗り込む時は、ドアのところで身体を反転させて、背中から乗り込みます。
「え?」
今日は、私の後ろにも会社勤め風の男の人と女の人が並んでいました。
男の人は、リュックサックをダッコ持ちにして、準備万端でしょうか。
私が乗り込むと、男性は、片手でドア上の壁を掴むと、そのまま、身体を半身にして乗って来ます。
その状況は私の正面に身体の左側を私の方に向け乗って来ます。
当然、リュックサックが思いっきり私の邪魔になります。
ダッコ持ちマナーは人に迷惑のかからないようにのはずなのですが、その姿勢だとリュックサックがあたり、とても邪魔。

それと合わせるように、今度は女性の方がやはり半身で乗って来ます。
私の正面に右側を向けていて、私の腕に女性の胸が当たります。
「いや、痴漢に間違えられたらどうしよう。
 つり革は?
 ふさがっている。」
いつものようにパニックを起こしていく私。

ドアが閉まると、そんな私を後目に、私の目前で二人は悠々とスマートフォンを取り出し、操作を始めます。
丁度男性のリュックサックが私の前あり、おあつらえ向きの空間を作っていたのでした。
女性の方も、その空間に相乗りなのでしょう。
リュックサックが当たって痛い思いと、痴漢に間違えられると冷や汗をかいた私はだんだんと怒りが。
「あんたも、目の前が開いているんだからスマートフォンでもやれば?」
と二人が言ったような。
「馬鹿おっしゃい。
 朝は助け合って一人でも多くの人が乗れるように詰めるのがエチケットというものです」

明日も同じ電車に乗ろう。
半身絵
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DATE: CATEGORY:はるかなショートショート
朝のラッシュ時の電車の中。

いつもの電車に乗り込み、つり革に摑まろうとしたら、前の席の男性が“がばっ“と顔を上げると左右をキョロキョロ。
そして、慌てて席を立ちあがるとホームに降りて行きました。
駅に着いたのに寝ていたのでしょうか。
寝過ごさなくてよかったです。
そして私は、珍しく、珍しく、本当に珍しく(協調)開いた席に座ることが出来ました。
いつもの女子高生は、ちらりとこちらを見て、すぐに参考書に目を落とします。
(ごめんね)
なんて心の中で笑ったりして。

そして私と代わりに、目の前に若い会社員風の男性がつり革に摑まります。
リュックサックをダッコ持ちにして、但し、つり革2つを左右の手で持ちます。
「ん?」
その姿を見て、私は嫌なことを思い出します。

遅くなった帰りの電車の中で座っていると、明らかにお酒に酔って気分が悪いオーラを発している人が前に立ちます。
その人は、二つ並んだつり革を両手で持って、そのつり革にぶら下がるようにして、電車の揺れに合わせ、ぶーらんぶーらんし始めます。
その顔は眉間に皺を寄せて苦しそう。
「まさか、ここではやめてください。
 被害が甚大です。」
気が気でない私の目の前をぶーらんぶーらん。
私の横に座っている人も怖そうです。
駅に着くまで、はらはらし通しでした。
さて、目の前の男性は、やはり、両手でつり革にぶら下がるようにして、ぶーらんぶーらん始めます。
たまに女子高生にぶつかったり、ダッコ持ちのリュックサックが私の手に当たったり。
ゲームのやり過ぎで睡眠時間が不規則になり眠いのでしょうか、それとも二日酔い?
でもね、いくらぶら下がり健康法というものがあっても、健康的な生活を送らないと、いくらぶら下がっても健康になりませんよ(周りにも、迷惑ですよ)。

明日も同じ電車に乗ろう。
ぶるさがり絵

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